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 最近は雑誌やTVなど各メディアで取り上げられる回数が増え、すっかり ファッションの一部となりつつあるインテリア。とりわけこの5年ほどで 一般化されたキーワードは皆さんもご存知の「ミッドセンチュリー」では ないでしょうか。

 この言葉、直訳すると「世紀の半ば」となるわけですが、 その名の通り、1940年〜60年にかけてアメリカを中心に起こった、新しい 家具のデザインに対するムーブメントのことです。その特徴は戦時中に開 された様々な技術や新素材を応用して、多くのデザイナーが斬新的な家具 を生み出したことです。また、急速な工業化により、大量生産、ローコス ト化に成功したことも重要な点です。しかし、それだけであれば、現在の 東南アジア等で製造されている主流品も同じことですよね。では何故ここ まで「ミッドセンチュリー」が台頭したのでしょう?

 それは、「ミッドセンチュリー家具」にはそれぞれ明確な哲学があるか らです。ただ売る為ではなく、デザイナー(一部にはこう呼ばれるのを嫌 った人もいましたが)試行錯誤を繰り返し、無駄を省き、新しい機能を付 加させる絶え間ない努力をしたからです。それ故に、それらのアイテムら は今尚、人々に愛される力を持っています。クリエイティブ、という精神 が伝わってくる素晴らしい家具です。また、意識的にしろ、無意識にしろ そういう物に敏感な人たちが増えている、ということもまた素晴らしい事 だと感じます。

 その余波(?)として今人気があるのは、現代デザイナーの作品や、ス カンジナビアデザイン、バウハウス関連や、北欧のアンティークなど、 よりアート的な要素の強い物です。冒頭に記述しましたが、特に若い人達 にとって、家具はファッションとなりつつある傾向です。服を合わせる様 に自分のスタイルに合った部屋作りがしたい、ということだと思います。 これも良い事ですよね。「右に習え」では楽しくありませんから。家具は 楽しくなくてはいけません。

 そこで今後はどうなのだろう?ということですが、 当サイトは「スタイル重視の時代」の点から、かなりトレンド細分化が 進むと考えています。マスプロダクトの代表であるビビットなプラスチッ ク製品(安っぽいものではなくkartelのような高品質な物)や今の流れを組 む北欧、オランダなどのベテラン、新鋭デザイナー物、あるいはそれらを ミックスしたスタイルなどが注目ではあるのですが、今最も注目度の高い と思うのは、シャンデリアなどに代表される「グラマー」なテイスト です。

 もちろんアンティークなども良いですが、当サイトでは伝統的なデ ザインを現代的な手法と解釈でリプロダクトしたアイテムが良いのではな いかと考えます。ミッドセンチュリーの中には、既にそれを実践してしまっている物も 沢山あり、改めて凄いと思い知らされます。50年前にデザインされた物を現在見てそう感じるんですから。

 話が少し逸れてしまいましたが、この数年のトレンドを見てその背景に ある大きなソースをまとめると、

■スタイルがある事
■本物志向 
■古くても新しくても良いものは良い
■合理的でありながらどこか力が抜けている事
■長く使える事
■アート的要素が含まれる事


 それぞれメリット、デメリットがあるとは思いますが、皆さ んが「コレにして良かった」と思える購入の為の情報を今後もお届けしてい きたいと思います。また、インテリアというジャンルが、今以上に自由に、 そして楽しく盛り上がっていってくれることがcasascape.comの願いです。


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